ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

06月18日

誰にでも、一人ぐらいは「この人の著作は全て持っている」というのはあるのではないでしょうか? ヤスハラにもいます。その一人がケン・ウィルバー。


1987年ぐらいから、彼の処女作にして邦訳の「意識のスパイラル」に出会って以降、ずうっと追いかけてきています。邦訳本は全書あるよ。本棚の一番奥で横一列にねw。


小生より10歳ぐらい年上なので、ほぼ同時代を生きている思想家ですね。名が世に知られるまでにレストランで皿洗いしながら執筆してたっていうから、完全に在野な人です。彼の新刊、といっても旧作の再翻訳による本がでました。


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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル


旧作は「万物の理論」っていう名称でしたが、2002年に出版されてから、すでに絶版になったため、メチャクチャな値段が付いているようですw。もちろん、持っているから買わないけどさ。さて、今回の新刊がちょっと目新しく感じるのは、出版社が変わって日本能率協会マネジメントセンターという、バリバリのビジネス系な本として再登場するということです。マジか!? 


先般、「ティール組織」というケン・ウィルバーの思想を参照した本がちょっと話題になりましたが、きっと、その延長線上に「こりゃ、ビジネス書に括っても大丈夫!」という高次の判断が入ったようです(憶測だよ)。


しかし、ケン・ウィルバーの本が組織論やら経営思想として、日本でこんだけ堂々と登場する日が来るとは思わなんです。時代の流れがウィルバーに追いついたのか、社会の混迷がウィルバーにすがろうとしているのか、うーむ。


まぁね、原本は20年前のものだからね。追いついたとしても周回遅れであることは確か。これもまたフラットランド化かもしれない(わかる人にはわかるフレーズか?w)


とはいえ、翻訳も新しくなったことだし、ウィルバーの追っかけとしても購入することにしました! 価格が価格なので万人にオススメはしないけど、本屋で眺めてチャートにビビッとくるなら、買って損はないかと。