ヤスハラ・マーケティング・オフィスの近況

07月08日

先週の木曜日、下の二歳児が熱性けいれんを二回連続してしまい、深夜に小児担当の病院に行ったら即、入院。


実は、去年も同じ症状で一週間入院になってしまった経緯があるので、「あ〜これから長丁場で病院通いかぁ。(妻は病棟に付き添い入院かぁ)」という暗澹たる気持ちで朝を迎えたら、翌日、あっさり帰宅許可がでました。いやー、深く安堵したのでした。


で、昨日。7月7日の日曜日は入院騒動後の初めての日曜日。特にイベントもない1日だったけど、「自宅に家族全員で何もなく休みを過ごすことの有難さ」を夫婦で感じた1日でした。


週末の家事を手分けして、昼を近所の飲食店で食べて、図書館に行って子供の本を借りて、自宅で手持ちのDVDで映画を見て終わる・・・・。特筆すべき出来事は何もないっす。だが、ムチャクチャ幸せな気分なのでした。妻は何度もうわ言のように、「よかったー自宅に帰れてー」を繰り返すしね。


まあ、人の幸福感は相対的なものなのだろうけど、今の自分を最高と思える境遇を創っているのが過去の自分なら、その自分に、「お疲れ様!、そう、あの時はこうやって輝いて返ってきたよ。ありがとう!」と言えるね。


⬛︎創業記念日7月7日、創業19年目


話は変わり、7月7日はヤスハラ・マーケティング・オフィスの創業日です。昨日はちょうど19年目にあたります。


2000年ー2014年はフル稼働でしたが、2015年以降はハーフからクオーター程度の?の稼働率でございます。でも、続いておりますからね、有難いことです。多くの方々のご支持があっての今日であり、今であることは間違いありません。まずはここで御礼申し上げます。


フル稼働してた頃に主力だったのが、商品やサービスに対する直接的なマーケティング業務でした。時は移り、今は限られたクライアントを中心に、業務をよりよくするためには組織や現場はどうしたらよいか?を一緒に考えるとか、ブランド・コンサルティングのプロフェッショナルをどう支援したらよいか?、といったメタ・マーケティングというか、メタ・コンサルタントみたいな仕事になっています。


ぜーんぜん、先端のWeb活用のマーケティングや、最新のフレームワークによるブランディングなんかは追いかけてもいない人です。おまけに、東京を離れた地方都市(信州松本ね)に暮らす、世捨て人じゃないかな?、というような輩でございます。しかし、なぜか、ニーズがあるのです。コンサルタントとしての商いが続くのです。ということは、小生のシーズはそれなりにしっかりあるんですな。不思議w


 長くやっていると、この不思議な何かが醸成されるようです。過去が今を生かしているわけですからね、自分のフル活動15年にも感謝! 


Go with the flow.

06月18日

誰にでも、一人ぐらいは「この人の著作は全て持っている」というのはあるのではないでしょうか? ヤスハラにもいます。その一人がケン・ウィルバー。


1987年ぐらいから、彼の処女作にして邦訳の「意識のスパイラル」に出会って以降、ずうっと追いかけてきています。邦訳本は全書あるよ。本棚の一番奥で横一列にねw。


小生より10歳ぐらい年上なので、ほぼ同時代を生きている思想家ですね。名が世に知られるまでにレストランで皿洗いしながら執筆してたっていうから、完全に在野な人です。彼の新刊、といっても旧作の再翻訳による本がでました。


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インテグラル理論 多様で複雑な世界を読み解く新次元の成長モデル


旧作は「万物の理論」っていう名称でしたが、2002年に出版されてから、すでに絶版になったため、メチャクチャな値段が付いているようですw。もちろん、売らないけどさ。さて、今回の新刊がちょっと目新しく感じるのは、出版社が変わって日本能率協会マネジメントセンターという、バリバリのビジネス系な本として再登場するということです。マジか!? 


先般、「ティール組織」というケン・ウィルバーの思想を参照した本がちょっと話題になりましたが、きっと、その延長線上に「こりゃ、ビジネス書に括っても大丈夫!」という高次の判断が入ったようです(憶測だよ)。


しかし、ケン・ウィルバーの本が組織論やら経営思想として、日本でこんだけ堂々と登場する日が来るとは思わなんです。時代の流れがウィルバーに追いついたのか、社会の混迷がウィルバーにすがろうとしているのか、うーむ。


まぁね、原本は20年前のものだからね。追いついたとしても周回遅れであることは確か。これもまたフラットランド化かもしれない(わかる人にはわかるフレーズか?w)


とはいえ、翻訳も新しくなったことだし、ウィルバーの追っかけとしても購入することにしました! 価格が価格なので万人にオススメはしないけど、本屋で眺めてチャートにビビッとくるなら、買って損はないかと。